ポリフェノールが血圧を安定させる!ごぼう茶の血圧に対する効果とは
ごぼう茶には血圧を安定させるという働きがあります。特に高めの血圧を下げるという働きに優れています。
もちろん、血圧が適正な数値を大きく超えて高い場合には病院にかかり治療を受けなければなりませんが、境界線及び高かったり低かったりを繰り返しているという場合には、ごぼう茶や生活習慣の改善などを行い血圧の安定に取り組むというのは意味のあることだと思います。
ごぼう茶の血圧安定作用
ごぼう茶には血圧を安定させるポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは主に血管の硬化を抑制させることによって血圧を安定させます。
高血圧の原因として最も多いのが「動脈硬化」による高血圧です。血管の内壁の細胞が硬くなってしまうことにより、血液による圧力を吸収することが出来なくなり血圧が上昇します。
動脈硬化は老化によってどなたでも大かれ少なかれ発生しますが、ごぼう茶などの抗酸化物質を日々摂取していると、その進行を大幅に遅らせることができます。
内臓脂肪を抑制して血圧を安定させるごぼう茶の働き
ごぼう茶には内臓脂肪の沈着を抑制するという働きがあります。内臓脂肪が沢山ついていると、お腹まわりの血流が悪化されることや、全身の炎症反応が強くなることなどにより血圧が上昇します。
ごぼう茶には食べ物によって入ってくる脂質や糖質の吸収を抑制するという働きや、食物繊維が豊富に含まれていることにより、腸の蠕動運動を活発にして腹部周辺の代謝を活性させて内臓脂肪を減少させるという作用があります。これら働きにより内臓脂肪を抑制して血圧を安定させます。
血管を拡張させる働きのあるポリフェノール
ごぼう茶には血管を柔軟にすると共に、拡張させる働きのあるポリフェノールが豊富に含まれています。このポリフェノールを多く含んだ赤ワインをよく飲むフランス人には高血圧になる人の割合が少ないといわれています。
ごぼう茶にはポリフェノールが豊富に含まれており、その働きによって血管の収縮が抑制されるので高血圧を予防することができます。ポリフェノールには血管を柔軟にすると共に拡張させる働きのある一酸化窒素の発生を高めるという働きがあることから高血圧の改善に役立ちます。
この働きは決して強いものではないので、日々継続して少しずつ改善していくという姿勢が望まれます。
その他、血圧の安定に大事なこと
血圧を安定させるためには、食べ過ぎ、飲みすぎを控え、且つ太りすぎないように適切な体重を維持するということにプラスして、血管を柔軟に保つ努力をするということが大事になります。
食べ過ぎ、飲みすぎによって肥満又は内臓脂肪が多い状態になってしまうと、血管が圧迫されることや体に炎症が生じやすくなること、血糖値が上昇しやすくなることなどにより血圧が上昇しやすくなります。
よって、まずは暴飲暴食を控えて適正体重を維持するということが大事になります。次に、血管の柔軟性を保つということが大事になります。血管を柔軟に保つためには脂質や糖質を摂りすぎないことと、運動や入浴によって血管を刺激することが大事になります。
食事は日本食中心として腹八分目とし、アルコールやたばこ、ストレスは控えめにすること、そしてウォーキング及び柔軟体操を日課とすることが具体的な方法になります。