冷え性が治っちゃう?ごぼう茶の冷え性改善効果
ごぼうには冷え性を改善するという働きがあります。えっごぼうに?と思う方が多いかと思いますが、ごぼうには体を温める作用のあるジンセノサイドという成分が豊富に含まれています。このジンセノサイドという成分によって代謝が活性化されて冷え性が改善します。
このような効果があるのでごぼうを毎日食べたい!と思う方も多いかと思いますが、現実的じゃないのでごぼう茶の飲用をおすすめします。
ごぼう茶に含まれるジンセノサイドが冷え性を改善する
ごぼう茶には冷え性改善に有効なジンセノサイドというサポニンの一種が豊富に含まれています。ジンセノサイドは高麗人参に含まれていることでも有名なサポニンであり、主に中枢神経に作用して代謝を向上させる、神経の高ぶりを抑えるなどの効果があります。
摂取することによって自律神経の働きが活発になるので、代謝が活性化して熱を生み出す働きが高まることにより体温が上がり冷え性が緩和されます。このような作用があるので、むくみや太りやすい、めまい、貧血、疲れやすいなど代謝が低下している症状がある方に適応になります。
ごぼう茶は血液の流れを改善して冷え性を治す
ごぼう茶には全身の血流を活性化させることによって冷え性を改善するという働きがあります。人間の体は中心に行くほど体温が高く、逆に皮膚など体表部に行くほど体温が低いという特徴があります。
暑い、寒いを感じるセンサーは皮膚表面にあるので、体の中は熱くても血流が悪くその熱が肌に到達することができないと、冷えを感じやすくなります。血流悪化はストレスや食事の偏り、運動不足、老化などによって生じ、体全体としては冷えていないにも関わらず冷え性を作り出します。
ごぼう茶にはサポニンという血液の流動性を高める成分が含まれているので、摂取することにより全身の血流が良好になり、それにより冷え性の改善に役立ちます。冷えのぼせ(体は冷えているのに顔はのぼせる)、冷え症なのに冷たい飲み物を好む、入浴するとすぐにのぼせてしまう、暑さと寒さ両方に弱いなど血流の悪化が原因の症状がある方に適応になります。
便通を促し冷え性を改善するごぼう茶
ごぼう茶には便秘を改善するという働きがあります。この働きが冷え性の改善役立ちます。便秘があると便が血管を圧迫するので腹部の血流が著しく悪化します。特に腹部よりも下にある下半身の血流が悪化するために、足が冷えやすくなります。それとは逆に上半身は血流が停滞しやすくなるので、のぼせやイライラなどの症状が出やすくなります。
このように、便秘と冷え性とは密接な関係性があるので、改善しなくてはなりません。ごぼう茶には便通の改善に有効な食物繊維が豊富に含まれているので、毎日継続的に摂取することによって便秘体質を改善することができます。
関連記事:ごぼう茶で便秘の改善効果・効能
その他、冷え性改善に有効なこと
冷え性を改善するためには熱を生み出す筋肉を付けることや冷え性を助長させないことが重要となります。筋肉を鍛える際には人体で一番大きな筋肉のある太ももの筋肉を鍛えることが大事になります。
ウォーキングやマラソン、スクワットなどが有効です。冷え性を助長させないことしてあるのが、冷たい飲食物を避けること、寒い服装を避けること、体を冷やしすぎないこと、食事はバランスよく栄養価の高いものを摂るようにすることなどが挙げられます。
関連記事:ごぼう茶でむくみ改善効果・効能