ごぼう茶のダイエット効果・効能について
毎日の食事にごぼう茶を取り入れることで、ダイエット効果が期待できます。その理由として、食物繊維が取り入れられるという事と、ダイエット中不足しがちな栄養素も効率よく摂取できるという点にあります。
こちらでは、ごぼう茶には「体内にある余計なものを体外へ排出する」という働きと、ダイエット中の栄養補給に向いている理由について解説していきます。
ダイエットにおすすめのごぼう茶はどれ?
ごぼう茶には2種類があります。自分が不足しているのは、どちらの食物繊維なのかよく考えてごぼう茶を選ぶことをおすすめします。
水溶性食物繊維が取り入れることができるごぼう茶
- 糖質ダイエットをしている方
- 生活習慣病が気になる方
- コレステロールや血糖値が気になる方
こちらのごぼう茶は、ごぼう茶を飲んだ後に、お茶がらを料理に入れることで、不溶性食物繊維も取り入れる事ができます。
ごぼうのおかげ
「マイルドでおいしい」と評判のごぼう茶。放射能・残留農薬の検査もしてあるので安心です。1パックでたっぷりと飲む事ができるので、ご家族で利用したい方におすすめです。
こだま食品 有機高原のごぼう茶
不溶性と水溶性の両方を取り入れる事ができるごぼう茶
- 便秘体質の方
- 野菜不足が気になる方
- 糖質ダイエットをしている方
粉末ごぼう茶 恵巡美茶
こちらは、粉末タイプのごぼう茶です。簡単にごぼうの成分をまるごと取り入れることができます。しかも有機栽培なので安心。お味噌汁や野菜スープなどの料理にも加える事ができるので、野菜不足が気になる方や、外食が多い方にもおすすめです。
ごぼう茶を飲むタイミング
ごぼう茶を飲むタイミングですが、目的によって摂取のタイミングが異なります。
まず、ダイエットで体重を減らしたいのであれば食後すぐに服用するようにします。食後すぐに服用することにより、食事で摂取した栄養素の吸収を穏やかにしてくれます。
栄養の吸収が穏やかになるとインスリンの分泌も穏やかになり脂肪の沈着を抑制することに繋がります。また、食事にて入ってきた脂肪や糖質などの吸収をある程度阻害することができるので、ダイエット効果を高めることができます。
次に、老廃物を排泄することによってダイエット効果を高めたい場合には、朝起きてすぐと寝る前に摂取するようにします。この時間帯に摂取することにより、午前中の排便と利尿の効能が高まります。
便秘やむくみがあると全身の血流を悪化させて代謝が低下する原因になります。代謝が低下すると肥満に繋がることになるので注意しなければなりません。
一つ注意点として、ごぼう茶を眠る前に飲むと寝ている時に何度も尿意をもよおしてしまうことがあります。このような不快症状を感じた場合には、眠る1〜2時間前に摂取するようにします。
ごぼう茶に含まれるダイエットに役立つ成分
みなさんご存知のとおり、ごぼうには食物繊維がたくさん含まれています。しかし、ごぼうを食べないと意味がないと思っていませんか?
食物繊維には水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維の2種類があります。ごぼうはこの2つの食物繊維を効率よく取り入れる事ができる食べ物です。そして、ごぼう茶を飲むことで、取り入れられる食物繊維は「水溶性食物繊維」です。
水に溶けあう事でドロドロになり、糖質の消化・吸収を穏やかにします。さらに、血糖値の上昇を防ぎ、コレステロールを吸着し排出することで、体に蓄えることを防ぎます。
ごぼう茶のメリットは、この水溶性食物繊維をお茶として飲む事ができるという点にあります。青汁でも食物繊維はとることができますが、「苦い」「おいしくない」という事で飲めない方も。ごぼう茶であれば、ごぼうが食べる事ができるならば利用できます。
しかも、ごぼう茶のお茶がらを味噌汁の具にしたり、炊き込みごはんに入れると、不溶性食物繊維も一緒に取り込む事ができるのでぜひ食べてみて下さい。
水に溶けない特徴があるため、食べたものと混ざり合い、便の量を増やします。そして、腸を刺激して、便通を促します。腸の中の汚れの排出効果も期待できます。
不溶性食物繊維はとりすぎると、逆に便秘になってしまう事もあるので、バランスが大切です。日常的に野菜をよく食べている方は水溶性食物繊維がとれるごぼう茶。野菜不足が気になる方は不溶性食物繊維が一緒にとれるごぼう茶がおすすめです。
水溶性 1:2 不溶性
食物繊維のスゴイ効果を解説
食物繊維はダイエット効果が期待できるだけではなく、便秘解消・美肌効果・むくみ解消・糖尿病の予防など様々な効果が期待できます。ここでは、ごぼう茶で摂取することができる食物繊維別の効果について解説します。
イヌリン
水溶性食物繊維の一種であるイヌリンは、腸内で分解されオリゴ糖になります。水溶性食物繊維としての役割はもちろん、善玉菌のエサとしての役割がダイエットに有効なポイントです。
善玉菌が増えると腸内環境が改善され、便秘解消効果、免疫力アップ効果、アレルギー抑制効果、大腸がんの予防効果など様々な効果が期待できます。つまり、体の中の汚れが排出されることで、ごぼう茶の栄養を効率よく取り込む事ができるようになります。
リグニン
不溶性食物繊維の一種であるリグニンは、ココアにも多く含まれている成分です。食べ物から口から入るとその成分の80%は便として排出することができます。つまり、腸の中のよごれを集め、腸を刺激することで、便秘解消へと導くことができる成分です。
しかも、リグニンが便臭改善にも効果がある言われ、アンモニアの量が減少するという研究結果も出ているそうです。詳しい情報はこちらをどうぞ。
セルロース
緑黄色野菜や豆類などに入っているのが、不溶性食物繊維のセルロースです。あらゆる野菜に含まれているので、私たちに最も身近な食物繊維だといえます。
難消化性デキストリンは「水溶性食物繊維」です。デキストリンが入った飲み物が色々と販売されていますね。そういった飲み物やサプリを利用している方は、不溶性食物繊維が入ったごぼう茶がおすすめです。
ダイエットに利用したいなら、食後に飲むことがおすすめ。急激に体重を減らすようなダイエットよりも、ゆっくりと体重を減らしていくような、ダイエットにむいています。
食物繊維だけじゃない!ごぼう茶の栄養
ごぼうを料理する時に、水にさらして使っていませんか?じつは、切ったごぼうを水にさらすと、カルシウム・カリウム・アミノ酸などの栄養は下がってしまいます。そして、茶色く変色した水に溶け出したポリフェノールは水に流れてしまう事に。せっかくの栄養が体にはいっていません。
干し野菜は野菜の栄養を凝縮しているため、生野菜よりも栄養が多い場合もあります。特に、根菜類は干すことで、カルシウムや鉄分、食物繊維がアップする傾向にあります。つまり、ダイエットの時に補いたい栄養を取り入れる事ができます。
そして、ごぼう茶の多くは皮付きのままなので、皮の部分に多いポリフェノールを取り入れる事ができます。ポリフェノールは、脂肪の燃焼を促進する効果が期待できる成分なのでダイエットにはおすすめです。
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は、コーヒーにも含まれている成分です。クロロゲン酸は脂肪の蓄積を抑制するため脂肪肝の予防になり、さらに、糖の生成を抑えるため糖尿病の予防に効果が期待できます。